當代記・駿府記史料本文データベース

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當代記卷二 第320条

西暦 1594年

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此春、奈良近所に不思議神子出來、年十七計也、或時伊勢御祓笠の上へ落かゝると覺てより、狂氣して垢離を日中に百桶計つゝかゝりける、さて井垣をゆいしめをはり、其身は高き所に居たり、さて詣くる者の出來、病立處に平愈し、痛所なとは、神子の手を以さすりけれは、そのまゝなをりける、貴賤群集不㆑斜、問者の心に思事を、則先立てありのまゝ彼神子申に少も不㆑違と也、其比懷姙しけるか、其年冬果て誕生しけるに狐なりける間、是を見て彼神子則死ける、