去春、
越後國主
堀越後守古久太郞男、于時十四歲、改易時、妻女
本多美濃守女被
㆓召上
㆒、
駿府に居住、
今月九州長崎有馬修理男
去年の冬、唐船燒せし修理事なり、駿府へ出仕しけるか、可
㆑娶之由
大御所仰也、無
㆓異儀
㆒承諾、則於
㆓駿府㆒有
㆓見參
㆒、
修理男
伏見へ上る間、
美濃守女をも被
㆑爲
㆑上、此旨
長崎へ先樣申下、迎船を乞けれとも、寒中海上不
㆑輙して、
翌春迄
伏見に逗留也、父
桑名美濃守、遠國へ女被
㆓差越
㆒事迷惑此事なり、
修理息も廿三計の者也、日來妻子有て、殊三歲の男子有けれとも、右之旨特命なれは、元の妻を退及
㆓此儀
㆒、