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목차 › 제3 하(第三下) › m3.088

기록을 남긴 취지와 문외불출편집 표제

88 · 384자 ·저본 줄바꿈

若此書物を御普代久敷衆の御覽じて、我家之事斗を依怙に書たるとばし思召な。左樣にはあらず。此の書置儀者人に見せんためにあらず。我は早七十に及に罷成候へば、今明日之儀も不存候へし故に、今にもむなしく罷成候はゞ、御主樣を何程久敷御主樣とも存知申間敷ければ、御主樣にあふぎ奉御事、當將軍樣迄御九代の御主樣にて御座被成候儀を、我がせがれにしらせんため、又は我が先祖の御代代の內一度も御敵を不申候へて、度々の御ちうせつを申事をしらせんため、又は我等共のしんらうをしらせん爲に書置て、門外不出と申おき候へば、誰人も御覽ぜは有間敷けれども、若落ちりて御覽ぜ候共、えこに我家の事斗書たると仰有間敷候。御普代久敷衆は、何れも我家々の御ちうせつのすぢめ、御普代久敷筋めを如此書立て、子供達へ御ゆづり可被成候。我等は如此、我が家の事を斗書立て子共にゆづり申なり。然る間他所之儀は書不申。以上。