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鈴木重朝
本文表記 重次・雜賀孫市重次
鳥居 第四中 · 11
- p001…るぞとて、城中より切て出で、思ふ樣に戰ひ、年積て六十二歲、秀賴の足輕大將雜賀孫市重次が爲に討れけり、大坂の奉行等、物始よしと悅び、大將の首なればとて、鳥居が…本文:重次
- p002…むかし忠政が父元忠を打たりし雜賀孫市重次は其後水戶中納言家にぞ侍らひげる、ある時、重次中だちをもて、忠政が許へ云…本文:重次
- p002…が父元忠を打たりし雜賀孫市重次は其後水戶中納言家にぞ侍らひげる、ある時、重次中だちをもて、忠政が許へ云ひ送りけるは、重次むかし元忠の御最期に參りあひ…
- p002…言家にぞ侍らひげる、ある時、重次中だちをもて、忠政が許へ云ひ送りけるは、重次むかし元忠の御最期に參りあひ其時の御物具を家に傳へ訖んぬ、先考の御形見に…
- p002…大きに悅び、なからん父が形見、これに過べからず、給て一目見候ばやと答ふ、重次みづから携て、彼館に向ふ、忠政門外に出迎て、重次を奧の居間へ請ず、亡父に…
- p002…給て一目見候ばやと答ふ、重次みづから携て、彼館に向ふ、忠政門外に出迎て、重次を奧の居間へ請ず、亡父に再ひ對面の心地し侍るとて、淚を流し、ありし甲胃太…
- p002…とて、淚を流し、ありし甲胃太刀、押板の上にかきすゑて、是を拜す、斯て今日重次を饗せしやう、誠に善盡し美盡しけり、明日重次がもとに使者を立て、昨日の…
- p002…きすゑて、是を拜す、斯て今日重次を饗せしやう、誠に善盡し美盡しけり、明日重次がもとに使者を立て、昨日の見參を禮謝す、また重次が御芳志に依て、父が…
- p002…盡し美盡しけり、明日重次がもとに使者を立て、昨日の見參を禮謝す、また重次が御芳志に依て、父が最期に帶せし物具、再ひ見て侍る事、返す返すも悅び候ひ…
- p002…政が家に傳へし、父が形見に見るべき者猶少からず、見苦うは候へども、此物具重次の御家に留て、御名譽と共に、御子孫に傳へられん事、弓矢取ての道に候、能き…
- p002…感じ玉ひ、年毎に忠政が使者の來るべき期に臨ては、必す道梁をも修理せさせ、重次にも、客の、まうけすべき魚鳥やうのもの給ひけり、何れも〱年々に止む事なき…
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