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○山名禪高敝衣を著られし事

卷之十八 第10話 · 段落 1 · NDL 1078984 288コマ R

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何の時の事にや、山名豐國入道禪高、古き羽織の所々敝れたるを著て、東照宮の御前に參られしに、夫は如何に、と仰せ有りければ、萬松院殿より賜はりたる物にて候、と申すを聞召し、舊を忘れず本に背かぬ者かな、と御感有りけり。