e531.p01校訂済397R:4–7加藤の家にては足輕具足は不㆑著、冑ばかり冠り、冑の脇立に、長二尺に白き練一幅の小靡を兩に二本立つる。淸正の物語に、他家には具足を著せ、冑は不㆑著、或は張拔の笠を冠ると見えたり。身に皮具足を著ても、頭に冑を冠らざる時は、堪へ難きものなり。冑を著れば具足は不㆑著しても堪へよき物なり、と被㆑申となり。