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中山信正
本文表記 中山・備中・中山備中
備前國龍口落城の事附浮田直家の事竝岡剛助高名 卷之二 · 11
- p02…し、乙子の城を預けたり。此の時三郞右衞門とぞ言ひける。此の比中山備中は沼の城に在りしが、宗景の心に反く事あり、宗景直家に密談す。…
- p02…在りしが、宗景の心に反く事あり、宗景直家に密談す。直家、某は中山が女を妻とし、婚姻の好み深き者なるに、斯る仰を承る事不忠を存…
- p02…島村權威を恣にしたりき。今我も憎み思ふ處なり。謀よくして島村中山二人を討つべし、と許したりしかば、直家、沼の城川の東に茶園畑…
- p02…し、又沼の城に往きて、いと打解けたる親みをなせり。或る時直家中山に、此の川隔りて南の方に廻れば道遠し。茶園畑より直に川を渡ら…
- p02…させられよ。常は取置きて往來の時のみ架けなん物を、と言へば、備中易き程の事とて然したりき。直家謀り得たりと悅びて、宗景に告げ…
- p02…びて、宗景に告げて、沼より天神山の間に狼烟を擧ぐべし。然らば備中を討ち得たりと知られよ。狼烟擧げなば、島村が許へ使を馳せ、中…
- p02…中を討ち得たりと知られよ。狼烟擧げなば、島村が許へ使を馳せ、中山謀叛したる故、直家に下知して討せぬ。疾く沼に駈け向ひて、直家…
- p02…て城に入り、獲り得たる鳥を出し酒宴に及べり。夜も甚く深けぬ。備中も醉たり。直家、我今夜は爰に臥すべし、と言へば、備中が士も座…
- p02…深けぬ。備中も醉たり。直家、我今夜は爰に臥すべし、と言へば、備中が士も座を退出でぬ。直家打臥す體にもてなし、思ひもかけぬ不意…
- p02…士も座を退出でぬ。直家打臥す體にもてなし、思ひもかけぬ不意に備中を只一刀に伐殺し、躍り出て大音聲を擧ぐれば、兼て相圖しける者…
- p02…たる兵も閧を作り、彼の設けたる假橋を渡りて攻入り、狼狽へたる中山が士共を切り伏〱城を攻め取りけり。斯くて狼烟を擧げしかば、宗…
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