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京極家臣赤尾伊豆
本文表記 赤尾・伊豆・赤尾伊豆
大津城合戰京極家の士戰功の事附赤尾伊豆が事 卷之十四 · 27
- p01…打破り、三の丸に閧を作りかけてひた〱と押入りけり。山田大炊、赤尾伊豆、足輕頭には井口左京、大橋肥後、安養寺門齋、使番山田三右衞門…
- p01…せ敵二人突伏せたり。此を山田大炊が茨川口の鎗と世に稱しけり。赤尾は猩々緋の羽織を著て長身の鎗にて數人突伏せ、山田三右衞門も散…
- p01…三右衞門も散々に戰ひけるが討死せり。二の丸に引取る時、山田と赤尾と代る代る六度まで返し突拂ひたる殿の振舞、目を驚しけり。二の…
- p01…まで返し突拂ひたる殿の振舞、目を驚しけり。二の丸の門際にて、赤尾、山田已下蹈止りける時、唯少齋門をたて關貫をさす。赤尾ちつと…
- p01…にて、赤尾、山田已下蹈止りける時、唯少齋門をたて關貫をさす。赤尾ちつともひるまず、長身の鎗を傍に置き、敵の方へ足を投出し草鞋…
- p01…振を敵見て少しためらふ時、少齋門を開けば中に入る事を得たり。赤尾、棄殺さんとしたるよ、といひしに、少齋、敵追縋りて二の丸に攻…
- p01…各を助けん爲に城の危きを忘るべきや、といひければ、さばかりの伊豆も答ふるに詞なかりけり。黑田次郞兵衞、尼子宮內、安養寺長門、…
- p01…いひしが、此時銚子と倶に戰死せり。後高次城を出でられける時、赤尾と山田と高次の輿の左右に供しけるを見て、寄手の軍兵指をさし、…
- p02…一說に、伊豆茨川口の敵を追拂はんとて出でける時、跡をば弟の久助、內田太郞…
- p02…し事、弓箭取る身の詞なり。爰を逃げんとは口惜しき事よ。大剛の伊豆が弟に汝が如き人の有りけるこそ怪しけれ、と罵りけり。內田は銀…
- p02…めける程の物師なり。敵今村掃部が持口を破りて亂れ入りしかば、伊豆ふり返り見て、三の丸は取られし、とて引返す。人々、敵旣に攻入…
- p02…りて入るべき方なし。京洲の丸より入らばや、といへども伊豆少もひるまず。初出でたる所より入りなんこそ由々しかるべけれ、…
- p02…所より入りなんこそ由々しかるべけれ、とて鎗を提げて敵に向ふ。伊豆に從ふ者四十五人、下部は皆逃散りて、伊豆が若黨一人、平野藤兵…
- p02…鎗を提げて敵に向ふ。伊豆に從ふ者四十五人、下部は皆逃散りて、伊豆が若黨一人、平野藤兵衞と云ふ足輕一人殘り留れり。伊豆群立つた…
- p02…散りて、伊豆が若黨一人、平野藤兵衞と云ふ足輕一人殘り留れり。伊豆群立つたる敵を物ともせず、蜘手十文字に追立て、散々に戰ひける…
- p02…よ。寄つて首を取れ、とて面もふらず切死にぞしたりける。其隙に赤尾そこをつと行過ぎて城際に至る。門の外の柵に簀戶有り。赤尾簀戶…
- p02…隙に赤尾そこをつと行過ぎて城際に至る。門の外の柵に簀戶有り。赤尾簀戶を締めよ、といへば、平野靜に簀戶を締めたり。門を開けよ、…
- p02…死すべき處なれ。華かに討死せられよ。是より見物せん、といふ。赤尾石に倚りかゝりて息を吐き、九尺許なる鎗を下に置きて脚胖の紐を…
- p02…寄する處を、八十餘人の兵ども爰を限りと面も振らず突きかゝる。赤尾靜に緒を締終りてつと立上り、赤尾伊豆とは知らずや、と名乘りて…
- p02…限りと面も振らず突きかゝる。赤尾靜に緒を締終りてつと立上り、赤尾伊豆とは知らずや、と名乘りて、亂れ入る敵を念なく突退け追出す。少…
- p02…。斯くするは無禮に候へども門を守る法なり、といふ。皆入終りて伊豆と平野と二人門外に殿して殘りけるが、平野は赤尾に、先づ入れよ…
- p02…ふ。皆入終りて伊豆と平野と二人門外に殿して殘りけるが、平野は赤尾に、先づ入れよ、といふ。赤尾は平野に、汝先入れよ、とて終に赤…
- p02…人門外に殿して殘りけるが、平野は赤尾に、先づ入れよ、といふ。赤尾は平野に、汝先入れよ、とて終に赤尾後れて入りけると云へり。…
- p02…尾に、先づ入れよ、といふ。赤尾は平野に、汝先入れよ、とて終に赤尾後れて入りけると云へり。…
- p03…赤尾伊豆は美作が子なり。信長に滅されて、…
- p05…伊豆幼かりしが僧と成りて多賀に匿れ居しに、十二歲の時多賀明神の鳥…
- p05…りしに行當る。士怒つて、小僧め無禮なり、とて拳にて頭を打つ。伊豆飛び懸り、其士の刀を抽いて只一打に切りはなし、つと走りぬけて…
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