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仁科盛信
本文表記 信盛・仁科五郞信盛
高天神落城仁科信盛戰死の事 卷之四 · 6
- p01…天正十年勝賴の弟仁科五郞信盛高遠の城を守る。織田信忠僧を使として、勝賴の滅びん事近きに有…
- p01…びん事近きに有り、とて城を出らる可し、と言ひ送りたりければ、信盛怒つて返答もせで、僧の耳鼻を剝いで追ひ出す。信忠、然ば攻めよ…
- p01…忠、然ば攻めよ、とて押寄せて嚴う攻むるに、城兵殘り少く討れ、信盛、小山田備中、渡邊金大夫照、春日河內守、原隼人、今福安左衞門…
- p01…、諏訪莊右衞門が妻なりと名乘り、七八人薙ぎ伏せて自害しけり。信盛を始として死狂に切つて廻れば、攻めあぐみたる時、森武藏守長可…
- p01…る時、森武藏守長可屋根の板引破らせ、鐵炮を打込みたりければ、信盛床の上に上り、腹切つて腸を摑んで唐紙に擲ち倒れ死す。其の血痕…
- p01…れ死す。其の血痕後まで有りと言へり。小山田已下も自害したり。信盛此の時十九歲なり。信忠の取り着かれし梧桐に鎗刀の痕犇と附きて…
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