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徳川家臣浅見藤兵衛
本文表記 淺見・淺見藤兵衞
眞田昌幸父子三人始末の事 卷之十七 · 8
- p06…設によりて夜討はせざりけり。斯くて明れば九月六日押寄せ給ふ。淺見藤兵衞只一人隍際に進みける處に、打懸くる鐵炮に朱に十二引の差物打裂…
- p06…身も犇と折敷き伏して味方の續くを待つ。小栗治右衞門大音あげ、淺見功名せうとて深入し不覺なせそ、と呼はるを聞き、淺見立上り、汝…
- p06…大音あげ、淺見功名せうとて深入し不覺なせそ、と呼はるを聞き、淺見立上り、汝に先をさせんや、と言うて門に附く處に、門を開きて討…
- p06…に先をさせんや、と言うて門に附く處に、門を開きて討つて出で、淺見、小栗、得たりと鎗を合するに、左右の出屏より打出す鐵炮雨の降…
- p06…たりと鎗を合するに、左右の出屏より打出す鐵炮雨の降るが如し。淺見が從者虎若と言ふ童剛の者にて、刀を抽き鎗の穗先を潛入りて敵の…
- p06…言ふ童剛の者にて、刀を抽き鎗の穗先を潛入りて敵の足を薙拂ふ。淺見も痛手を負ひ倒れしを、虎若足を取つて引提げ持歸りけるに、淺見…
- p06…淺見も痛手を負ひ倒れしを、虎若足を取つて引提げ持歸りけるに、淺見、小栗をも助けよ、と云ふ。虎若聞きて、主人の先途の爲にこそ來…
- p06…爲にこそ來りたれ。他人を何にかせん、と云うて搔負うて引退く。淺見、差物を叩き落されたりと覺ゆ。取りて來らずば生甲斐無し、とい…
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