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曹操
眞田昌幸卽謀の事 卷之四 · 8
- p02…めて再度を勸むる謀計は、漢土後漢の世に於て賈羽旣に之を行ふ。曹操和を發して襄城を攻めけるに、河北の袁紹都の空虛に乘り攻入んと…
- p02…めけるに、河北の袁紹都の空虛に乘り攻入んとする由聞えければ、曹操以ての外に驚愕き、今都の內空虛なるに、袁紹若し攻上らば、忽ち…
- p02…からず。若し追ふときは却て敗れん。劉表傍に在りて申しけるは、曹操都に事ありて敗軍を引きて惆慞かへる。我れ之を追はんに何をか待…
- p02…んに何をか待ん、とて張繡と一手になり、一萬餘騎にて追蒐くる。曹操は自ら後陣に居けるが、追手の蒐かるを見て豫て期したる事なれば…
- p02…、劉表は疑うて從はず。張繡一手の兵を驅りて、飛ぶが如く喚きて曹操が勢に擊つて蒐りければ、戰はんとする者獨りも無く、馬物具を打…
- p02…、賈羽答ふるやう、是れ知り易き事なり。將軍能く兵を用ゐ給へ共曹操には及ばず。勢眞に敗軍の後なれ共、追手蒐らん事を知りて、自後…
- p02…兵を殿とす。是の故に追手の勢壯なりと云へ共打負くべきを知る。曹操旣に打勝ちて後は、再び敵の追はんとは思ひ寄らず。都に事ありて…
- p02…じて守らしむ。是れに由つて重ねて追ふ時は敵の不意に出るなり。曹操が大將能く戰へ共亦將軍には及ばず。是れ必ず勝つべきの理なり、…
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