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村井長頼
本文表記 村井・村井又兵衞・又兵衞
前田利家末森城後卷合戰の事 卷之七 · 17
- p02…の人なれば、成政の奸謀有りとも知らず、引き出物して悅びの上、村井又兵衞を謝禮の使とせらる。成政、八月は忌み候、とて延置き、夜々北の…
- p02…負けなば弓箭取る身の恥辱なり、とて加越の堺朝日山に城を構へ、村井又兵衞を大將として、千五百餘りにて守らしめん爲め柵を附け廻る處に、…
- p02…金澤に歸りたるも有りて、折節七八百には過ぎざりけり。然れども村井大剛の者にて、味方を勇め立つる處に、利家馬廻りの士阿波賀藤八…
- p02…るこそ幸なれ。然るに空しく歸れと言ふ事や有る、と怒りければ、村井聞きて、誠に賴母しき事悅ぶに餘り有り。但し路次に一揆起りなん…
- p02…ぎたり。利家末盛より告げ來ると等しく金澤を打立ち、不破彥三、村井又兵衞を先陣とす。…
- p04…れ、吾馬廻り計にても快く軍して勝負を決せん事不足なし。如何に村井、汝は如何に思ふぞ。是非一戰と思ひ定めたるぞ、と詞を掛けられ…
- p04…何に思ふぞ。是非一戰と思ひ定めたるぞ、と詞を掛けられしかば、又兵衞聞きも敢ず、有無の一戰の外何の是非か候べき、と云ふ。利家悅ん…
- p04…も敢ず、有無の一戰の外何の是非か候べき、と云ふ。利家悅んで、村井が心も吾に同じ、とて早打立たれしに、右近茶漬飯を進め、且上手…
- p04…頓て打勝ち賞美すべし、と快げに打出で、勇み進んで押行きけり。村井、不破先陣、原隱岐、前田又次郞、片山內膳二陣、田野村三郞四郞…
- p04…と言ふを聞きて、神保は大に備を寬めけり。利家先陣に乘行きて、村井不破に濱際を一騎打に馬の舌を卷かせ、如何にも靜に押通れ、と下…
- p04…るに、道二筋有り。一筋は末森の道、一筋は成政旗本への道なり。村井、坪井山へ押寄せ、成政を虜にせん、と申す。利家聞きて、尤なれ…
- p04…。只末森へ馳附け敵を追崩し、城中の者共に力を附けんは如何に。村井承り、可然候。城中の士共只今の仰を承り、さぞ辱からん、と言…
- p04…を承り、さぞ辱からん、と言へり。程無く末森近く押詰めたれば、村井が者共餘多首を取來る。末森には二の丸に籠りたる千秋主殿助、瀧…
- p04…べきに、運を開きしは偏に利家迅速の兵機を得られし故なりけり。村井又兵衞、田野村三郞四郞を始として、鎗を打入れ散々に戰ひけるが、成政…
- p04…て、鎗を打入れ散々に戰ひけるが、成政先陣の大將佐々與左衞門を村井突伏せければ、士三十餘人枕を並べて討死す。利家の先陣佐々を討…
- p04…。利家是を見て、此勇める勢には百萬もあれ恐るゝに足ず。先陣は又兵衞せよ。二陣は城主なれば奧村、三番は不破彥三と定められけり。能…
- p04…森を打出でられしに、追々に兵加はり一萬許に成りにけり。又不破村井を先陣として濱邊に指掛り、津幡に馬を入れられしかども、成政は…
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