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松平忠倫
本文表記 三左衞門・忠倫・松平三左衞門忠倫
筧平三郞功名の事 卷之一 · 7
- p01…織田備後守信秀、松平三左衞門忠倫と密に謀りて、岡崎の城を攻め奪らんとす。岡崎に泄聞えしかば、…
- p01…せたまひて、筧平三郞重忠を召し、上和田に往きて僞りて降參し、三左衞門を刺殺し來れ。偏に汝を賴むよ、と仰ありしかば、筧承り候、とて…
- p01…しかば、筧承り候、とて上和田に至り、降參するよし謀りければ、三左衞門、岡崎の士心を通ずる者あれども、筧兄弟を味方にせばや、といふ…
- p01…くて夜深て後、案内をよく見届けつ、忍び寄りて賜りたる脇差にて三左衞門が脇腹を二刀刺て遁れ出る。平三郞が弟助大夫正重も兄が後を慕ひ…
- p02…たる脇差を捨てんこと本意に非ずと思ひ、拔いて出ければ、果して三左衞門聲をあげ、人を呼びける故、各起き合せて追駈くれども、とく逃れ…
- p02…て追駈くれども、とく逃れ得て歸るといへり。又一說に、平三郞は忠倫が平安城長吉の刀を奪り得て歸り、忠倫を刺殺せし證と申せしかば…
- p02…へり。又一說に、平三郞は忠倫が平安城長吉の刀を奪り得て歸り、忠倫を刺殺せし證と申せしかば、卽其刀を平三郞に賜はりけるともいへ…
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