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板倉家臣太田忠兵衛
本文表記 太田・太田忠兵衞
吉岡建法狼藉太田忠兵衞手柄竝太田武技を論ずる事 卷之十九 · 6
- p01…倉伊賀守勝重日の御門に有りしが、眉尖刀の鞘を外し向はれしを、太田忠兵衞、何條手下させ給ふ事や有る、とて駈行くを、勝重、此長刀にて、…
- p01…や有る、とて駈行くを、勝重、此長刀にて、とて與へられしかば、太田吉岡に向ひ、惡逆無禮の男子首を延べよ、と走り懸れば、吉岡は紫…
- p01…が、我に太刀打せん者汝ならでは、と言ひて、階を下りて立向ふ。太田、己に眉尖刀は無益なり、と言ふ儘に刀を拔く。吉岡走り懸り樣に…
- p01…刀は無益なり、と言ふ儘に刀を拔く。吉岡走り懸り樣に倒れけり。太田大音あげ、倒れたるを切るは士の恥なり。立ちて勝負せよ、といふ…
- p01…といふ。吉岡立上る所を飛懸り、一太刀に切殺しけり。勝重悅びて太田に祿を增し盃を與へて後、吉岡が倒れたるを切らざるは勇餘り有り…
- p01…切らざるは虛を打つの理に暗しとも言ふべきにや、と云はれしに、太田、仰せ誠に辱く候。此處に一つ存ずる故の候。多く敵の倒れ候を起…
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