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水戸家臣伴助右衛門
本文表記 伴・伴助右衞門
伴助右衞門水戶家へ召抱へらるゝ事 拾遺 卷之四 · 10
- p01…して攻を止め、竹束を附寄圍む事數重、只彼が變を待つて不戰。伴助右衞門と號する浪士、黑田右衞門佐忠之の備を借りて居たりしが、永陣の…
- p01…の備を借りて居たりしが、永陣の間諸人氣力疲れ、勇氣も脫怠す。伴は晝夜物具を不脫、鍪を枕として臥しける程に、相陣の者目悟し…
- p01…押寄せたり。何の陣も思ひよらず、周章不斜、上を下へ混亂す。伴はもとより甲冑を著し、鎗を放さず有りければ、一番に走り出で竹…
- p01…敵を突伏突伏二人討ちとり、此時未だ味方一人も來らず。賊柵越に伴が右の腰車をつく。其鎗を握りて引取りし所に、又一人伴が左の股…
- p01…賊柵越に伴が右の腰車をつく。其鎗を握りて引取りし所に、又一人伴が左の股を突く。是をも奪ひ取り、鎗二本ながら得たりしかども、…
- p01…處に、黑田家の老臣黑田監物が人數進み來りて敵を追はらふ間に、伴が僕肩にかけて小屋にかへる。同二十八日落城には、件の疵を痛み…
- p01…十八日落城には、件の疵を痛みて手に不合。後平癒せしかば忠之伴に祿八百石與へらる。伴辭して、臣は先知乏く、且武功とてもなし…
- p01…を痛みて手に不合。後平癒せしかば忠之伴に祿八百石與へらる。伴辭して、臣は先知乏く、且武功とてもなし。偶此度御恩にて御備の…
- p01…らる。賴房卿笑うて、先々令滿足候、と謝し、別儀にあらず、伴助右衞門と申す浪人足下構ある由、是を許され候へ、と仰せらる。忠之辭す…
- p01…を許され候へ、と仰せらる。忠之辭するに術なくして諾す。依之伴は水戶家に仕へ、祿二千石足輕三十人預れり。…
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