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水野勝貞
本文表記 水野父子・伊織・美作守父子・作州父子
水野勝重父子有馬永純本丸一番乘を論ぜられし事 卷之十九 · 8
- p01…りけるに、自分馬より鎗を杖にして本丸を目がけて進まるゝ。嫡子伊織十四歲眞先に駈出づるを、祖父の勝成後陣より見て、本丸を討破れ…
- p01…ぎ戰ひければ、討たるゝ者多し。鍋島の軍兵ひるみて見えし處を、水野父子、橫樣に面も振らず切り懸りて、三の丸より本丸へ逃入る一揆を討…
- p01…の玉霰の飛散るが如し。石壁は五間七間許も高く登り兼たる處に、水野父子大音上げて、今日本丸を攻取らずば生きて誰にか面を向くべき。死…
- p01…印を振りかたげ來りて、松の丸に押立てしかば、神谷も旗を入る。水野父子の兵念無く石壁を登り本丸に攻入りたるを、勝成二の丸より見遣り…
- p01…丸より見遣りて、我今生の思ひ出なり。美作は大坂にて武功有り。伊織は、今日を始めの軍なるに、本丸を攻取りし事家の面目なり、と悅…
- p01…ば美作守に續きては藏人なり、と言はれしかば、其時鈴木半之丞、美作守父子の外大將達は未だ本丸には見えず。紛れ無き二番にて候、とて手を…
- p01…ふ。勝重、年若くて左宣ふ。本丸の奴原命を限りに防ぎ候ひしを、美作守父子押寄せ討破りて、旗を一番に入れし事誰か爭ひ申すべき、と答ふ。…
- p01…進み出でたれば、永純、また鈴木が申せし言も如何で忘れ候べき。作州父子は一番と思ひて、藏人二番と申せしも分明なり。されども旗入れ置…
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