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池田家臣梶浦勘兵衛
本文表記 梶浦・勘兵衞・梶浦勘兵衞
攝津國花隈城落つる事 卷之四 · 13
- p01…門を呼んで城中へ忍び入り、能く見來れ、と命ぜらる。森寺行く時梶浦勘兵衞も打連んとす。森寺、今夜の物見は大事なり、相伴はん事叶ふべか…
- p01…森寺、今夜の物見は大事なり、相伴はん事叶ふべからず、といふ。梶浦聞きて、思ひ立たる事空しく歸るべきや。自害するより外無し、と…
- p01…城は攻め取りたる心地するよ。如何にしてかは此功を賞すべき。但梶浦は何て行きたるや、と問はるゝに、梶浦承はりて政右衞門に仰せら…
- p01…てかは此功を賞すべき。但梶浦は何て行きたるや、と問はるゝに、梶浦承はりて政右衞門に仰せられしを、物蔭にて聞き候、と申す。護國…
- p01…。其時森寺、只今忝き仰を承り候ひき。さして賞美の望み候はず。勘兵衞が咎を許させ給ひ候へかし、と申せば、護國公、偖止みなん、とぞ…
- p01…る。大手の戰に寄手多く討れ危かりければ、引き返さんと護國公、梶浦に詞を掛けらるれば、勘兵衞、唯今上んとせば、彌亂足に成るべし…
- p01…れ危かりければ、引き返さんと護國公、梶浦に詞を掛けらるれば、勘兵衞、唯今上んとせば、彌亂足に成るべし。先程は鐵炮の數少く覺えつ…
- p01…、と申す。護國公尤なりとて、往きて見來れ、と仰せられしかば、勘兵衞馳著けて云々の事なりといふ。政右衞門、好くこそ言ひたれ。早乘…
- p01…言ひたれ。早乘り入るべし。大手を攻められ候へと言へ、といふ。勘兵衞此の場を見棄てて歸らんは口惜けれ共、使の仰重ければ、とて駈け…
- p01…歸り斯くと申せば、護國公、無二無三に乘り破れ、と下知せらる。勘兵衞は城兵の必ず突いて出づべき門脇に詰寄せたり。搦手よりも伊木、…
- p01…傍の屏を踰え、敵鎗にて突きけれ共、飛び込みて其儘討取りたり。梶浦が察せし如く搦手は防ぐ兵少かりければ、攻め入りて火を懸けたり…
- p01…、攻め入りて火を懸けたり。城兵も大手の門を押開き切つて出る。勘兵衞待ち請けて鎗を合す。城兵爰を切り脫けんと死狂に成りて戰ひける…
- p01…今度の軍我目前にて各功名したるなれば明に見屆けぬ。中に就きて梶浦が決斷、鎗を合せたるよりも忙しき場に好くこそ察したり、とて返…
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