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石井三之丞
本文表記 三之丞・石井兄弟
石井兄弟報讐の事 卷之二十五 · 8
- p01…、といふを、一太刀斬つて源五右衞門は逃げ去りけり。石井が嫡子三之丞は番にて有合はず。次男彥七郞は臥居たるが、出でんとすれども部…
- p01…け置きたれば、踏破りて出でけれ共源五右衞門行方知らずなりぬ。三之丞暇を申して彥七と共に靑山の家を出で、源五右衞門が行方を尋ぬれ…
- p01…なれば逃廻らん事を止よ、首を刎ぬべし。赤堀源五右衞門へ、とて石井兄弟が姓名を記しけり。されども源五右衞門出會はねば、所々を尋ね廻…
- p01…、所々を尋ね廻れども見出さず。美濃室原村の犬飼瀨兵衞の妻は、三之丞彥七が叔母なり。是を便にして爰に有りしに、彥七は犬飼が一族に…
- p01…室原村を出でにけり。延寶八年の冬瀨兵衞が妻死して、其翌年正月三之丞、從者孫助を安藝へ使に遣りて、唯一人犬飼が家に有りて湯浴しけ…
- p01…湯浴しける處に、源五右衞門忍び來り、其戶の側に隱れ居て一刀に三之丞に深手を負せけり。頃は天和元年正月二十八日の夜の事にて、暗さ…
- p01…頃は天和元年正月二十八日の夜の事にて、暗さは暗し、二の太刀に三之丞が刀持ちたる右の腕を打落す。三之丞伏しながら脇差を拔いて、左…
- p01…て、暗さは暗し、二の太刀に三之丞が刀持ちたる右の腕を打落す。三之丞伏しながら脇差を拔いて、左の手にて赤堀が股を突き其處にて死し…
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