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石井政春
本文表記 宇右衞門・石井・石井宇右衞門政春・石井宇右衞門
石井兄弟報讐の事 卷之二十五 · 14
- p01…靑山因幡守宗俊の士に、石井宇右衞門政春といふ者あり。因幡守大坂御城代の時宇右衞門も從へり。赤堀遊閑…
- p01…俊の士に、石井宇右衞門政春といふ者あり。因幡守大坂御城代の時宇右衞門も從へり。赤堀遊閑といふ醫ありて、其從子源五右衞門を養子にし…
- p01…。赤堀遊閑といふ醫ありて、其從子源五右衞門を養子にしたるが、石井に緣有りて賴みたりしかば、心得たり、とて天滿の傍なる寺に置き…
- p01…て賴みたりしかば、心得たり、とて天滿の傍なる寺に置きて、常に宇右衞門が許に來り、親しくしたりしに、年經て赤堀、鎗を弟子に敎へて彼…
- p01…に、源五右衞門が鎗未だ精練ならず。人に敎へんこと覺束なし、と石井言ひけるを、赤堀用ひざる止ならず、石井に立合はれよ、といふ。…
- p01…敎へんこと覺束なし、と石井言ひけるを、赤堀用ひざる止ならず、石井に立合はれよ、といふ。石井、汝が爲にこそいへ。老いたる身の立…
- p01…言ひけるを、赤堀用ひざる止ならず、石井に立合はれよ、といふ。石井、汝が爲にこそいへ。老いたる身の立合はんも無益よ、と言へ共、…
- p01…へ共、赤堀怒りて止らざれば、いざ、とて立合ひけるに、手もなく石井勝ちたりしかば、赤堀口惜き事に思ひ、延寶元年十一月十八日の夜…
- p01…勝ちたりしかば、赤堀口惜き事に思ひ、延寶元年十一月十八日の夜宇右衞門が出でたる隙に忍びて來り、匿れ居て掛けたる鎗を盜み出し、宇右…
- p01…衞門が出でたる隙に忍びて來り、匿れ居て掛けたる鎗を盜み出し、宇右衞門が歸るを待ちて戶の內に入らんとせしを突通す。刀を抽いて鎗をた…
- p01…者、何者ぞ、といふを、一太刀斬つて源五右衞門は逃げ去りけり。石井が嫡子三之丞は番にて有合はず。次男彥七郞は臥居たるが、出でん…
- p01…松明を燈し、追駈くれども行方を知らず。犬飼は、赤堀が大坂にて宇右衞門を闇打にしける時、十文字の鎗にて突殺せしかば、其鎗にて突殺さ…
- p01…知らざる者をば城門の內に入れず。赤堀名を改めて水之助と稱す。宇右衞門が三男源藏、友時四男半藏吉政とて、兩人皆幼少にて安藝の松平安…
- p03…外なる石坂門を打過ぎける時、赤堀が後より駈拔けて前に立塞り、石井宇右衞門が子源藏、半藏なり、と詞をかけ、源藏拔討に赤堀が眉間を切る。…
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