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石井源蔵
本文表記 源藏・友時
比定未確認:同定の根拠が十分でない項目です。
石井兄弟報讐の事 卷之二十五 · 21
- p01…城門の內に入れず。赤堀名を改めて水之助と稱す。宇右衞門が三男源藏、友時四男半藏吉政とて、兩人皆幼少にて安藝の松平安藝守の士田…
- p01…內に入れず。赤堀名を改めて水之助と稱す。宇右衞門が三男源藏、友時四男半藏吉政とて、兩人皆幼少にて安藝の松平安藝守の士田中左近…
- p01…ば、時々隍際に佇みけるを人怪み、赤堀が用心彌嚴なり。天和二年源藏龜山の有樣を傳へ聞き、我旣に十五に及べり。龜山に行きて父の仇…
- p01…天和三年大坂に赴く。半藏は十歲なりしかば廣島にありけり。斯て源藏夫より旅人の體をして龜山に行き、又京に歸りて、或は關坂の下に…
- p02…へ共、何の面目有りてか仇を討得ずして廣島に歸るべき、といふ。源藏、汝辛苦に病附きたり。未だ敵討つべき時の至らぬにや、斯迄心を…
- p03…源藏江戶に赴きて、半藏が手段に心を合せ又上方に歸り、兄弟往還誠に…
- p03…て、龜山に平井歸りしかば、半藏も供して龜山に入る事を得たり。源藏は上方に赴き伊勢に行通ひて、人目を忍び半藏に逢ひて、仇の有樣…
- p03…には所の人請人に賴むべき人無ければ、辻が供して又江戶に赴く。源藏目を病みて久しく療養に日を過せしうちに、半藏江戶より又龜山に…
- p03…、忍びて出逢ひて仇を窺へ共便を得ず。半藏又江戶に赴きしかば、源藏も又江戶に行きて、町奉行川口攝津守の許に參りて仇討つべき願の…
- p03…候は年久しく成りぬ。如何に今迄は申出でざるや、と問はるゝに、源藏聞きて、兄弟とも幼少にて敵の有家を存ぜず。近頃承り出したる事…
- p03…れし故帳に記して、疾く首尾よく仇討たれ候へ、と色代す。其より源藏は龜山に歸り奉公せんと便りを求めけれども、假令金銀を惜まず賄…
- p03…すべき請に立つべき人は思ひも寄らず。況や一金の貯へなければ、源藏も如何とも爲べきやうなし。元祿十三年源藏又江戶に赴きける處に…
- p03…一金の貯へなければ、源藏も如何とも爲べきやうなし。元祿十三年源藏又江戶に赴きける處に、周防守の許に夏目八兵衞といふ者あり、元…
- p03…。給金は給はらでも奉公せん、と謀りければ、夏目、さらば、とて源藏を下部にしたりけり。半藏此時は下村一學といふ者に奉公し、兄弟…
- p03…ひけるが、其後に石黑仁右衞門が下部に、至つて實儀なる者あり。源藏が心眞實なるを見て甚だ心安かりしかば、請人を賴みて事よくなり…
- p03…て志を空しくす。さらば其明くる朝の歸路を、とて各川意したり。源藏は殊に下部の爲べき事多く、更に暇無し。宵に少の間暇を乞得て町…
- p03…過ぎける時、赤堀が後より駈拔けて前に立塞り、石井宇右衞門が子源藏、半藏なり、と詞をかけ、源藏拔討に赤堀が眉間を切る。赤堀我刀…
- p03…けて前に立塞り、石井宇右衞門が子源藏、半藏なり、と詞をかけ、源藏拔討に赤堀が眉間を切る。赤堀我刀の柄にて受止めたれ共、二の太…
- p03…倒るゝ處を疊みかけて切りたりしかば、立も上らず死したりけり。源藏乘懸り刺貫きて止を刺し、從者をば追拂ひつ。兄弟は、初赤堀が父…
- p03…ば、城門を謀りて遁れん、と言ふより早く半藏先に立ち駈出るを、源藏後より詞をかけ、汝が用の事急ぐと主人の言はれしぞ。疾く急がれ…
- p03…下野守の領地其比濱松なりしかば遠州に至り、兄弟共に寵せられ、源藏後重き職を命ぜられけり。…
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