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荒木保知
本文表記 又右衞門・荒木又右衞門・荒木
渡邊數馬報讐始末の事 卷之二十四 · 19
- p05…備前の兒島にあり。又五郞が行方を尋ぬれども知れず。數馬が姉聟荒木又右衞門大和の郡山に在りけるが、又五郞が伯父河合甚左衞門も同じく郡山…
- p05…暇を申して奈良に出でける故、又五郞が行方を聞かん爲に、數馬、又右衞門が方に行きしに、又右衞門、數馬一人しては危し、助太刀せん、と…
- p05…故、又五郞が行方を聞かん爲に、數馬、又右衞門が方に行きしに、又右衞門、數馬一人しては危し、助太刀せん、とて明くる年の三月迄荒木が…
- p05…右衞門、數馬一人しては危し、助太刀せん、とて明くる年の三月迄荒木が許に止め置き、三月又右衞門暇を乞得て郡山を出でにけり。是は…
- p05…し、助太刀せん、とて明くる年の三月迄荒木が許に止め置き、三月又右衞門暇を乞得て郡山を出でにけり。是は甚左衞門が惡口しけるに因れり…
- p05…けり。是は甚左衞門が惡口しけるに因れりともいへり。さて數馬、又右衞門は攝州丹生の山田に妻子を預け置き、四月に江戶に赴き、所々搜り…
- p05…きとせしが、奈良は商家の事なり。途中にて討つべし、とて數馬、又右衞門主從四人、甚左衞門が邊に立明しけり。六日の朝、先は甚左衞門、…
- p05…を借りつれ、と告遣す。其由を又五郞が旅宿へ知らせたり。數馬も又右衞門も、敵に覺られじ、と夜深く出でて、山籠して伊賀の上野小田町に…
- p05…、主人の女房鰹節を出す。數馬、心の附きたるよ、とて頂きけり、又右衞門著たる羽織を脫ぎて主人に與へ、庭に飛出でて躍上り〱したる有樣…
- p05…にかゝる。又五郞は思ふ仇なれば、數馬、討留むべし。甚左衞門は又右衞門立向ふべし。半兵衞は又右衞門が若黨武右衞門、數馬が若黨孫右衞…
- p05…ば、數馬、討留むべし。甚左衞門は又右衞門立向ふべし。半兵衞は又右衞門が若黨武右衞門、數馬が若黨孫右衞門兩人懸合ふべし、と相定め、…
- p05…馬が若黨孫右衞門兩人懸合ふべし、と相定め、間近くなりければ、又右衞門眞先なる甚左衞門に詞をかけ飛懸り、…
- p06…一說に、又右衞門、如何に甚左衞門日比のどうだぬきを見ん、と言ひも…
- p07…け、透間無く切つて懸りしかば、二人爰を最後と相働きける所に、又右衞門駈來りて多勢を切りまくり、半兵衞に渡り合ひ終に切伏せたり。此…
- p07…來りて多勢を切りまくり、半兵衞に渡り合ひ終に切伏せたり。此時又右衞門刀を打折りけり。其刀伊賀守金道が作なりけるとぞ。數馬、又五郞…
- p07…刀伊賀守金道が作なりけるとぞ。數馬、又五郞と切合ひける處に、又右衞門は從者を追散し駈寄りて、數馬よくせよ、助太刀はすまじきぞ。叶…
- p09…が、數馬が親類なりしかば駈來り、其外上野の士數多集り、數馬、又右衞門主從とも嘉兵衞方に引取りぬ。又五郞、甚左衞門は其場に死し、半…
- p09…に預けらる。寬永十五年六月江戶より仰出さるゝ旨ありて、數馬、又右衞門も藤堂家に下し賜はりけり。斯て江戶の彥坂平六郞、數馬が一族た…
- p09…城まで、三泊にて引取らせられけり。仇討ちける時、數馬二十七、又右衞門三十、河合武右衞門四十、岩本孫右衞門三十八歲とぞ。…
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