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黒田家臣野村市右衛門
本文表記 野村・野村市右衞門・隼人
黑田大友石垣原合戰の事 卷之十五 · 10
- p01…右衞門といふ者馬に乘りながら、否々後陣を待たんとせば、井上、野村すゝどき男なれば必ず先を爭ふべし。大友が者共木附にて疲れ又爰…
- p01…けり。黑田の二陣の士大將井上九郞右衞門元房後に周防と云野村市右衞門後隼人といふ遙に跡にて閧の聲を聞き、此山に上りて敵の軍…
- p01…の士大將井上九郞右衞門元房後に周防と云野村市右衞門後隼人といふ遙に跡にて閧の聲を聞き、此山に上りて敵の軍立を見拔…
- p01…に上りて敵の軍立を見拔くべし、と井上手の者に下知し進み行く。野村、先に軍有るは分明なり。何見分くる事の有るべき、と言へ共、井…
- p03…井上、野村、敵は皆步立なり。馬の駈場を賴む共、必死の敵に輕々しく懸り難…
- p03…大友が兵是を見て、疎駈せば忽ち突崩さん、と思ひしに違ひけり。野村は朝鮮にて漢南の軍に功名し、膝に手負ひ行步心に任せざれば、片…
- p03…原は原の中に高さ一丈餘の石垣土手六七町許も續きてけり。井上、野村は石垣を此方に取らば軍に勝つべし、と進みければ、敵も同じく進…
- p03…とせしを、突崩したれ共逃ぐるを追はず。井上鎗を橫たへ押止め、野村は馬を乘廻し兵を整へたり。大友の士大將吉弘加兵衞、宗像掃部是…
- p03…思ひ定めたれば、いざ懸らん、とて二千許靜々と步み寄る。井上、野村是を見て少しも騷がず、折敷きて相懸にもせず待ち懸けたり。間近…
- p05…大友の勢突崩されてはさつと引き、又押懸り戰ひけれども、井上、野村追駈けず、元の芝居に跪き、又懸れば立ち上り、突退け幾度といふ…
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