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목차 › 제1 상(第一上) › m1.013

야마나카성 은밀 탈취와 세 후다이 구분편집 표제

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然處に岡崎之城をば松平彈正左衞門督殿持せられ給ふ。同山中之城をも、彈正左衞門督殿寄持たるを、大久保七郞右衞門てうぎをもつて忍び取に取せ給ふ。其褒美を𲉍と御意なれども、上樣御少身なれば知行可㆑被㆑下との𲉍も無御座候。御普代之御主なれば御忠節者申成。年者罷寄成、新八郞、甚四郞、彌三郞、兄弟三人之子供者、其身にしたがいて御知行をば被㆓下置㆒成。何の𲉍無㆓御座㆒と申上げれば、重而何ぞ𲉍申せと御諚有りければ、年寄之儀何を指而莅可申哉。然者御分國之內の市之升を被下候ゑ、升取を申付而置申物ならば、我等之すぎあいほどの儀者御座可㆑有、別之莅も御座無と申上ければ、其儀安申分成とて被下けり。扨其後岡崎を取んと被成ければ、彈正左衞門督殿も、とても成間敷と思召れ、其儀ならば淸康を婿に取而、岡崎を婿一せきに渡させ給ひけり。其儀に寄而御家に而三御普代と申儀は、安祥御普代、山中御普代、岡崎御普代と申成。安祥御普代と申者、信光、親忠、信忠、淸康、廣忠迄、此方召つかはれ申御普代成。山中御普代、岡崎御普代と申す者、淸康之御拾四五之時切取せ給ひし處の衆成。案祥の儀は不㆑及㆑申に、安祥寄山中を先切取せ給故に、山中をも御本領とは被㆑仰候成。