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목차 › 제3 하(第三下) › m3.072

타국 출신 중용과 후다이 경시에 대한 간언편집 표제

72 · 1,021자 ·편집 단락

偖又日本の諸大名に金銀寶物を被下給ふ事は、海河へなげいれさせ給ふ如く也。其を如何にと申に大名は百姓同前にて、此前々も草の靡にて强き方へ斗就きければ、後世にもかく可有。何の入ざる諸國の者は、御身にも成間敷者に過分の御知行を被下候ても、其上に御氣遣可被成。御普代の衆の產廣げたる子が方々へ散りて有を召集させ被成、御勘氣の御普代衆をも御赦し被成候はゞ、五千も一萬も可有。是を召よせられて御座あらば、百萬騎にて寄來る共、上樣の御先にて働く物ならば、きまんごくのきおふが寄せ來る共、何かはためんや。只今斗にもあらじ。長親樣の御時も北條の新九郞が一萬餘にて寄懸たるを、長親樣五百斗にて斬懸らせ給ひて斬崩し給ひし事も有。家康樣の御時氏なを四萬三千にて相陣を取時、相國樣の人數は七八千にて四萬三千につらを出させ給はねば、氏なをは國郡を歸して降參してのく。同太閤の拾萬餘にておぐちがくでんに陣取給へば、相國樣は雜兵七八千にて小牧山へあがらせ給ひて相陣をとらせ給ひ、十萬餘の人數につら出しをさせ給はず、あまつさへ三萬餘打ころし給ふ。是を見る時んば、御普代衆押へ召寄させられておかせられ給はゞ、萬に御きづかいは有まじけれども、御普代の衆といへば肩身をすくめてありく事は是は何事ぞ。他國衆は只今世がおさまりたる故におひさう被成て御普代衆をば外樣に召つかはれ給ふ。御代は五百八十年目出、しぜん何事もあらば、他國衆は御目を日比かけられ申たるとはおもわずして、こと〲く欠落をすべし。それのみならず只今も左樣に可有、御目をかけられ申內はぜひとも御用に立可申とは思ひ申べけれ共、御意も背き御言葉をも御かけなくば、そばめる心有て御かたじけなく候間、御用に是非共立候はんとおもふ人は一人も有まじき。又御普代衆の御重寶は召つかわさるゝ人の儀は不申及、在々所々に有て御存知なき衆迄もはせ來りて御用に罷可立。然時んば鴆毒口に甘くして命を斷、良藥くちに苦くして身をたすくと云文有。ちんどくと云鳥は海をとび渡るに毛一つもおちいれば、かいちうの生類こと〲くしするなり。是は口に甘きなり。然る間おろかなる物のあしかるべき事を、主を賺さんためにいつくしくして、なだらめて心にたのむすぢと心得て申せば耳にいる。まつそのごとく他國の衆はかう儀はよし、口はじやうずなり、御ほうかうはよく申なり。召つかわされよきまゝに御心をゆるさせ給ひて、御膝元ちかく召つかわされ候事は、ちんどくのくちにあまきがごとし。