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蒲生忠郷
本文表記 守殿・忠鄕朝臣・蒲生下野守殿・下野守殿・龜千代丸・忠鄕・松平下野守殿・蒲生殿
森川 第五 · 5
- p005…羽守が甥に森川若狹と云ひしは、童の時、天下無双の容色なり、大御所の御外孫蒲生下野守殿の、御寵愛淺からず、所領餘多たびて、彼家にして、當時の權勢、肩を並ぶる人…
- p005…らず、所領餘多たびて、彼家にして、當時の權勢、肩を並ぶる人なし、然るに、下野守殿御年廿五歲にて、寛永四年正月四日に、かくれ給ひぬ、此頃のならはしにて、色…
- p005…其君のために殉死する事にてありけり、其家の事はいふにや及ばん天下の人々、守殿の御供して死せん者、この森川にこそあらめと思ふ、若狹が母、若狹を諫めて、…
- p005…て死せん者、この森川にこそあらめと思ふ、若狹が母、若狹を諫めて、わどのは守殿の御供して死なんと思ふか、いまだ盛りにだにみたぬ御身、先だてゝ、母は如何…
- p005…御身、先だてゝ、母は如何で此世にながらふべき、たとへ御身死したればとて、守殿かへらせ給ふべき道にもあらず、されば心ある人は、殉死とやらんいふことは、…
蒲生 第十二上 · 4
- p005…、六十万石同き十七年五月十四日三十歲にして世を早うし給ひたり、嫡子龜千代丸十歲にして家を繼ぎ、元服して下野守になされ忠鄕と申す、次男鶴松丸中務大輔…
- p005…を早うし給ひたり、嫡子龜千代丸十歲にして家を繼ぎ、元服して下野守になされ忠鄕と申す、次男鶴松丸中務大輔になつて忠知と申す、兄弟共に大御所の御外孫にて…
- p005…大御所の御外孫にてわたり給ひしかば、將軍家より御諱字賜て御家號を許さる、忠鄕朝臣侍從從四位下より參議正四位上になされて、寛永四年正月四日廿五歲にて卒し給…
- p006…され、此年出羽の國上山の城を賜ふいか程にや定かならず明る四年の春兄忠鄕朝臣世を早うし給ひし後、同二月十日伊豫國松山の城に、累代相傳の所なればとて近…
福嶋 第十二上 · 2
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