天正16年9月 1588年
九月大
69左一日辛亥土用ニ入
二日壬子
三日癸丑崇福寺ニふる舞にて深溝へ歸候
四日甲寅雨降 殿樣京都より田原大津へ今日御着被成候由申て舟にて竹谷はゝと大津へこし候殿樣懸御目候
五日乙卯風吹て馬にて歸候上洛之御いとま申候竹谷へ人をこし候
六日丙辰酒井善五左衞門所ニ初雁の振舞ニ會下へ參候東條舞ニこし候
七日丁巳
八日戊午御前樣御迎ニみしの野迄行候
九日己未會下へ參候御おさま岡崎ゟ御とをりみて御音信へ人をこし候
十日庚申夜雨降
十一日辛酉祈禱候岡崎安部形部右衞門信光坊被越候
十二日壬戌形部右信光坊被歸候形部右へ馬よろい出候
十三日癸亥
十四日甲子夜雨降 東堂大洞より被越候て會下へ行候高野聖被越候
十五日丁丑1雨降 隱入院へもあにてこし候
十六日丙寅會下へふる舞にてこし候
十七日丁卯岡崎ぬるし 芳國之紬之あけニ食籠のちいさき
十八日戊辰
十九日己巳
廿日庚午
廿一日辛未すしいつへ用事ニて人を遣候 西深溝新二郞とやにてまいらせ候 小久舞ニこし舞たいしよくらんしんちやう四國落已上三番
廿二日壬申舞被歸候又西深溝とやみてまいらせ候駿川より上洛之儀そうしや方よりとの樣御さうい図細長い葉の束みて候間急用之由申來候
廿三日癸酉夜雨降 東堂樣ふる舞候
廿四日甲戌あさ迄雨降小常
廿五日乙亥
廿六日丙子さうしすてかこをひろきうしとり候ぬす人り出候當社法樂之連歌明廿七日ニ連衆來申候竹谷衆被越候
廿七日丁丑連歌候發句 勘左康定玉かきといふ計みや菊の宿
廿八日戊寅
廿九日己卯大津妹こし候舟にて
晦日庚辰雨降
注記
- 日干支丁丑 — 底本の日干支「丁丑」。「乙丑」の誤りか(暦日の干支は乙丑)。 i4.0981