天正16年10月 1588年
十月小
72右一日辛巳大津よりこし候江土關東へこし候娛茂甚右衞門長刀いらし物候
二日壬午鵜善六京より下候 八幡うへのとやにてはいたか留候
三日癸未竹乃や與次郞被越候
四日甲申
五日乙酉吉田酒井左衞門督隱居宮內家督祝言ニ吉田へこし候宮內所ニふる舞候城へ三百疋樽肴隱居へ百疋樽肴駿州之淸兵より殿根京紀伊屋發しのしふきの竹くさ五俵一斗弐升いらし候へき由申來候 竹谷松與次郞所望候てはいたか一ツつかハし候
六日丙戌柏原一座ニ駿川あしのこほり殿夏無之連歌ニてこし候昨日之礼ニ吉田宮內殿より鷹之鴨二こし候
七日丁亥雨降 鳳來寺へうるしかいニ源四郞つかハし候
八日戊子
九日己丑
十日庚寅雨降
十一日辛卯大津戶田甚九被越落付同與五左所ニふる舞候
十二日壬辰甚九逗留夕食喜平所ニ候
十三日癸巳甚九被歸候お猿ニ馬ツくきられ候此方より刀德若出候鷹野ニいて候
十四日甲午たかのへいて候図四隅の尖った黑塗りの方形、中央に小さな方孔
十五日乙未
十六日丙申たかのへいて候保々妹こし候
十七日丁酉永良あミひかせニ越候鯉七十本とれ候
十八日戊戌
十九日己亥
廿日庚子たかのへいて候
廿一日辛丑
廿二日壬寅月次連歌候竹谷衆うさのいゝ座被越候發句 家忠月うつし雲の切まや初時雨
廿四日甲辰たかのへいて候
廿五日乙巳たかのへいて候
廿六日丙午
廿七日丁未
廿八日戊申大津女房衆被歸候岡崎法安お猿煩候て被越候いも掘候
廿九日己酉岡崎へ知行方五十分一の米錢つかハし候