天正16年11月 1588年
十一月大
74右一日庚戌法安お猿快氣候て被歸候 夜雨降
二日辛亥あさ迄雨降 保々女房衆被歸候又するかへ久野代右衞門與長嶺の田地公事ニて與五右衞門つかハし候
三日壬子中嶋堤作らせニこし候 雪ふる
四日癸丑たかのへいて候はいたかそんし候
五日甲寅ふかうすかへり候
六日乙卯京衆宗元さしつにて茶之湯座敷作候
七日丙辰中嶋へこし候
八日丁巳
九日戊午ふかうす歸候 丑刻ニ大なへゆる 宗元被越候
十日己未會下へ參
十一日庚申中嶋へこし候
十二日辛酉雨降
十三日壬戌岡崎本田作左より五十分一之儀當成ケにて出候へ之由內儀保々孫左夫被越候ふかうす歸候宗元被越候
十四日癸亥京へ茶之湯之道具とりニ人をこし候
十五日甲子會下へ參候宗元竹谷へ被歸候
十六日乙丑隱入院月次連歌にてこし候竹谷備後過報より儀日つふい被成連歌出候
十七日丙寅竹谷金左衞門所へ茶之湯にてこし候京都へたゝミとりニ人足越候
十八日丁卯中島へこしをその池去池にてあミひかせ候鯉五十五本とり候 ふかうす歸候 女房同前歸候わつらい候 京都より茶之湯のいろりもち候をこし候
十九日戊辰宗元竹谷より越候
廿日己巳亥刻ニなへゆる 女房衆いにて法安〓こし候
廿一日庚午雨降 小かんニ入
廿二日辛未殿樣岡崎へ御越候て御迎ニ岡崎へこし候御同ニかへりふかうす歸候
廿三日壬申水野淸六十三郞被越 淸六へ太刀出候
廿四日癸酉法安被歸候殿樣御鷹うせ候て 鷹尋ニ越候御鷹松崎ニ候
廿五日甲戌竹谷備後所へ茶之湯にてこし候
廿六日乙亥朝あられふる
廿七日丙子
廿八日丁丑かゝりう松平但馬所ニ月次之連歌ニてこし候
廿九日戊寅かゝりう城ニ朝めしふる舞過て歸候
晦日己卯夜雨降