常山紀談本文データベース

目次 › 卷之十三 › e331

○東照宮勝閧の儀を延べ給ひし事

卷之十三 第28話 · 段落 1 · NDL 1078984 231コマ R

人物地名家(氏)官職日付索引へ

關ヶ原の軍敗れしかば、金森法印、とく勝閧の儀式行はれ候はばや、と申しけるを、東照宮、諸將の武功により斯く敵をば打破りたれども、諸將の妻子大坂に人質となりて敵の中に有り。此を事故なく歸し與へざらん間は我心を安んぜず。勝閧を爭で行ふべき、と仰せられしを、聞く人愈感服しけるとぞ。