常山紀談本文データベース

目次 › 卷之十四 › e335

○十時傳右衞門山田三右衞門死骸返の事

卷之十四 第4話 · 段落 1 · NDL 1078984 238コマ R

人物地名家(氏)官職日付索引へ

立花宗茂使を城中に立てて、今日味方討死の中に十時傳右衞門と申す者あり。取り別きて不便に存ずるなり。骸を返し給はり候へ、とて物具の色を書きて云ひ送られしかば、軈て返しぬ。又城中よりも、山田三右衞門が首を返し給はれ、と望まれしかば、冑を添へて送られけり。此を大津の死骸返とて、勇士死後の譽としたり。