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○立花家足輕鐵炮の用意附細川家口藥入吉田大藏猿頭の事

卷之十四 第6話 · 段落 2 · NDL 1078984 239コマ R

人物地名家(氏)官職日付索引へ

又細川家の鐵炮は、口藥入を革にて今世の鼻紙帒の如く造りて用ふ。事の急なる時指にてひねり入れて利あり。又加賀の吉田大藏とて世に聞えし手練の射手あり。常に矢を取りて俄に出づる時、十筋も持ちたき事の有るに、腰に差せば走るに落つるとて、革にて角袋造りて緒を附け腰に下げ、それに入れて腰に差しけり。其名を猿頭と名附けたり。