常山紀談本文データベース

目次 › 卷之十八 › e385

○東照宮御中指の事

卷之十八 第13話 · 段落 1 · NDL 1078984 289コマ R

人物地名家(氏)官職日付索引へ

東照宮御指の中節胼胝となり、年老いさせ給ひては屈伸し難くおはす。是は若き御時より數度の戰に、初の程は麾にて下知せさせ給へ共、事急なるに及びては、懸れ〱とて御拳にて鞍の前輪を叩かせ給ふに、血流れて出る。斯くの如き事幾度ともなき故となり。