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松田憲秀
本文表記 松田・松田尾張守・松田殿
眞田昌幸奇計の事 卷之二 · 7
- p01…兩役に擒にしたる敵兵三百餘人の命を助けて返しけるを、北條方の松田大道寺は、すはこそ甲府勢落入りたり、と一聲の鐵炮を相圖に地雷…
- p01…人一人も殘らず燒死けるは憐と云ふも愚なり。遠く此の體を見たる松田大道寺は、小氣味よし、と手を拍つて笑ひ悅びつゝ、時分は能きぞ…
- p01…火を難なく避け、却りて兩道より攻掛る手術をなして待ち居しに、松田尾張守、大道寺駿河守は斯る事とは露知らず、揉みに揉んで進む所に、思…
- p01…松蔭に、雁金の旗二流風に靡かし、許多の軍勢整々と控へたるを、松田先陣に進み之を見て、味方には見馴ぬ紋なり、と怪む折柄、若武者…
- p01…、高聲に呼びけるは、此の手へ向ひしは、北條方に智將と聞えたる松田殿と覺えたり。斯く申す某は、武田家に於て眞田一德齋が三男なる安…
- p01…御出あらんと存じ、先刻より待ち受けしに遲かりし事哉。いざ昌幸松田殿へ見參に待ち受け、御馳走を振舞ひ申さん、と後の方を招きければ…
- p01…と後の方を招きければ、數百挺の鐵炮一度に㗢と打掛けけるにぞ、松田勢は思ひ設けぬ事なれば大に敗れて走りける。…
眞田昌幸北條勢を欺く事 卷之二 · 1
- p01…けるこそ淺はかなり。一蒐に攻め破れ、と早々に用意なしければ、松田尾張守大に制し、小敵なりとて侮るは、兵道の誡むる所なり。敵の擧動を…
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