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福島家臣真鍋五郎右衛門
本文表記 眞鍋・眞鍋五郞右衞門・眞鍋五郞右衞門貞成
比定未確認:同定の根拠が十分でない項目です。
福島正則領國を召放さるゝ始末の事 卷之十九 · 3
秀吉尾州進發の事 拾遺 卷之四 · 15
- p01…はば尾張の御戰に害有るべし、とて一人も不出。泉州の國侍に、眞鍋五郞右衞門貞成此時號次郞俊成號主馬大夫十七歲、一氏從て城中に在りしが…
- p01…りて片附け候はばや、と申しければ、一氏、尤なり、とて許之。眞鍋手勢百三十餘にて大津に歸れば、舟手の一揆大津を差して押來る。…
- p01…者共、昔小城の有りし跡も妻子を連行き戶板疊などにて圍ふ所へ、眞鍋出來れば少しは安心すと雖も、一揆は千餘騎味方は百餘、對當すべ…
- p01…は百餘、對當すべきにあらざれば、士卒危み恐れて敗走の機有り。眞鍋が與力に秋山又之丞と號する大剛の勇士有り。其已前一日に鎗を七…
- p01…大剛の勇士有り。其已前一日に鎗を七度合せたる程の覺の者なり。眞鍋に向ひて、斯樣なる時節が肝要なり。大將の心狼狽へる時は、士卒…
- p01…卒役に不立ものなり。能く〱合點ありて下知せられよ、と云ふ。眞鍋、其仕方は如何。秋山が曰く、今の仕方三つ有り。第一は妻子を古…
- p01…第三は妻子を連れで堺の津へ退くか。此三つより外なし、と云ふ。眞鍋盔の緒をしめながら、三つの謀上中下は如何。秋山が曰く、その一…
- p01…中下は如何。秋山が曰く、その一は上、其二は中、第三は下なり。眞鍋、しからば妻子諸共古城に據りて戰ふ謀を用ひん。秋山聞きて、左…
- p01…ひん。秋山聞きて、左あらば一人も殘らず擊死すべし。不苦や。眞鍋が足をふみ刀を拔いて金打し、愛宕八幡此處に討死すべきぞ、と言…
- p01…つたる有樣なり。士卒是に勵まされて必死を思ひ定めたる體なり。眞鍋海上を見やれば、敵船已に近附きけり。敵は十倍の勢なり、取卷れ…
- p01…所を、鐵炮を打立てさすれば、敵兵打挫かれて懸り兼ねたる處を、眞鍋白旗を振つて先隊八十餘騎小松原より突懸り、眞鍋が兵田賀井左吉…
- p01…兼ねたる處を、眞鍋白旗を振つて先隊八十餘騎小松原より突懸り、眞鍋が兵田賀井左吉右衞門一番鎗を合せ一揆を追立つる。惣軍亂討ちて…
- p01…ちて、一揆を海へ追浸して討取る數多し。やう〱返し來る敵をば、眞鍋が兵波防の芝手に弓鐵炮を伏せて、打立々々防ぎければ、敵船さん…
- p01…船さん〲に亂れて遙の沖に引退き、敢て可寄氣色もなし。一氏は眞鍋が働如何と思ひ、蜂須賀小六家政後阿波守蓬庵と稱すに二千…
- p01…政後阿波守蓬庵と稱すに二千餘騎差添へて迎に遣しければ、眞鍋は思ふ儘に勝利を得て、妻子を引連れ蜂須賀と打連て岸和田にかへ…
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