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筑前宝満城
本文表記 寶滿が嶽・寶滿
高橋紹運討死の事附立花統增薩摩に囚るゝ事 卷之八 · 8
- p01…萬を以て筑前岩屋の城主高橋紹運を攻む。岩屋は要害の地に非ず、寶滿が嶽に楯籠て防ぐべし、と言ふ者有り。紹運、爰を去て寶滿が嶽に入り…
- p01…非ず、寶滿が嶽に楯籠て防ぐべし、と言ふ者有り。紹運、爰を去て寶滿が嶽に入りたればとて勝つ可きに非ず。敵に恐れて逃たりと誹られんも…
- p06…一說に、城中の婦人は悉く圍るゝに先だちて寶滿が嶽に入れられし故、害に會はずと言へり。又紹運薩摩の軍を見渡した…
- p06…紫廣門二心有るに依り是を討つ可き爲にて、旣に廣門を生捕りぬ。寶滿が嶽に紹運の實子を置かれ候て、堅く守らせられ候事謂れ無きに似たり…
- p06…實子を置かれ候て、堅く守らせられ候事謂れ無きに似たり。疾く〱寶滿を渡され候へ、とぞ云ひ送りける。紹運、承り候ひぬ。素より一言…
- p06…を續て立花と稱す紹運も今に有りては關白秀吉に屬し候へば、寶滿も岩屋も關白の城にて候を、渡し參らする事存じも寄らず候、との…
- p06…城を守らるゝ事廿日に及べり。紹運公の武勇九州に無雙たるべし。寶滿立花岩屋とも子細候まじ。和談を取結び軍を返し、圍を卷ほぐし申…
- p06…なくて虜となりけれ共、深く寄手も勞り養育しけるとぞ。統增此時寶滿が嶽に有り。薩摩の兩將使を以て、城を渡されよと云ひ送る。統增今年…
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