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○淸正船を取らせられし事

卷之十 第14話 · 段落 1 · NDL 1078984 184コマ R

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淸正朝鮮にて大川に打臨み、向の岸に船を繋ぎ、陸に陣屋有りて旗を立てたるを見て、彼を見よ。鷗岸に添ひて泛みたるは敵は無きぞかし。誰かある水練の者彼の船取來れ、と下知せられしに、果して淸正の言の如し。又淸正の陣所に糠無くて馬秣に困めり。淸正、藁を細に切りて豆に雜へて飼へ、と言はれしに、馬の力落ちざりけり。