e249.p01校訂済184R:10–12184L:1–1別淸正朝鮮にて大川に打臨み、向の岸に船を繋ぎ、陸に陣屋有りて旗を立てたるを見て、彼を見よ。鷗岸に添ひて泛みたるは敵は無きぞかし。誰かある水練の者彼の船取來れ、と下知せられしに、果して淸正の言の如し。又淸正の陣所に糠無くて馬秣に困めり。淸正、藁を細に切りて豆に雜へて飼へ、と言はれしに、馬の力落ちざりけり。