e313.p01校訂済220L:12–13221R:1–1別東照宮岡山に御著陣の夜、小栗又市露に濡れて御前に參り、谷々心元なく存じ打廻り見て候に、上方者何の手段も無く候、と申すを聞召し、井伊兵部に下知して、宵より菅澤次郞右衞門を山陰谷々見て歸れとて遣りつる、と仰有りけり。