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上田重安
本文表記 上田・上田主水・宗古・上田主水入道宗古
永田治兵衞功名の事附樫井合戰の事 卷之二十三 · 15
- p01…無病の人達今日功名無く候や、といふに、答ふる人無かりけり。又上田主水は宗古といひしが、石田に與して淺野幸長に預け置かれしが、茶の…
- p01…今日功名無く候や、といふに、答ふる人無かりけり。又上田主水は宗古といひしが、石田に與して淺野幸長に預け置かれしが、茶の湯を弄…
- p01…。一萬石の茶湯法師を召置かれたり、と譏りけるに、幸長聞きて、上田に脇差を與へ、汝を誹る者有りと聞く。必ず大切の時に功名する心…
- p01…。必ず大切の時に功名する心得有れかし、と詞を懸けられしかば、上田、事に臨みて刃に血を染め申さん、といひしを、又、鼠の血ならで…
- p02…何とて軍したる、くせんといふ事ぞ、とて、引退かれよ、といふ。上田主水は樫井の家の中に隱れ居て左衞門を遣過し、後に殘り居しに、淡輪…
- p02…馳入る處を、永田治兵衞討取りたり。斯くて大坂方馳寄する處を、上田主水鎗を提げて散々に相戰ひ、山掛三郞左衞門と引組みたり。橫井平左…
- p02…、直されよ、といへば、左衞門、心得たり、とて乘戾る。斯る所に上田主水來りて、今日の合戰如何に、といふ。龜田、昨日計りし如く樫井に…
- p02…。兎角旗本の旗色惡しく見ゆるなり。乘歸りて直されよ、といふ。上田乘歸ると旗色犇々と直りたり。龜田其後上田を感じけるは此事なり…
- p02…て直されよ、といふ。上田乘歸ると旗色犇々と直りたり。龜田其後上田を感じけるは此事なり。龜田は南の町端に、左の池の堤に、鐵炮五…
- p02…落ちたるこそよけれ、とて少しもひるまず。龜田大に賞する處に、上田一騎乘來り、先に鐵炮の音しけるに、早くも引取られたるよ、とい…
- p02…具は塙、黑き出立は塙が手の者なり。塙は龜田に向ひ、塙が從者は上田に向ふ。龜田立上り飛出でて鎗組みたり。敵の鎗龜田が冑を二打三…
- p02…加右衞門助け來り、塙が上に乘りかゝり兵右衞門に首を取らせぬ。上田は鎗を打折り無手と組みたる處に、上田が手の者二人助け來りて敵…
- p02…兵右衞門に首を取らせぬ。上田は鎗を打折り無手と組みたる處に、上田が手の者二人助け來りて敵を討取る。上田は痛手負ひけり。龜田は…
- p02…り無手と組みたる處に、上田が手の者二人助け來りて敵を討取る。上田は痛手負ひけり。龜田は猶進み出で、十文字の鎗を足にて踏直し居…
- p02…德院殿御前へ召し出され、龜田が働類稀なり、とて御腰物を賜り、上田も同じく賜物有りて賞せられけり。龜田後安藝東條の城主となり、…
家康公甲の心得御示の事 拾遺 卷之一 · 1
- p01…は死後の爲にては無きか、との仰有り候となり。右の上意に附き、上田主水入道宗古物語致し候は、士は討死を遂げ、首に成りたる時の義を心に掛けた…
淺野左衞門家人永田治兵衞働の事 拾遺 卷之二 · 1
- p01…一番の吟味は、樫井一戰の時龜田大隅守惣手の殿して後より退く。上田主水は先へ退いて樫井の町中の裏に隱居る。龜田を遣過して後にて家よ…
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