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前田利益
本文表記 慶次・前田慶次・利大・前田・前田慶次郞・前田慶次利大・忽々齋
前田利家末森城後卷合戰の事 卷之七 · 1
- p04…、片山內膳二陣、田野村三郞四郞、靑山與惣兵衞、近藤善左衞門、前田慶次郞押續く。宮川但馬武者奉行たりと言へり。川尻の此方一里許高松と…
前田慶次が事 卷之十六 · 20
- p01…前田慶次利大忽々齋と號す。加賀利長と從弟なり。…
- p01…前田慶次利大忽々齋と號す。加賀利長と從弟なり。…
- p02…一說に、利大は瀧川儀大夫が妻懷胎にて離別し、利家の兄藏人に嫁して、前田家…
- p04…利大は文學を嗜み樣々藝にも達せり。滑稽にして世を玩び、人を輕んじ…
- p04…世を玩び、人を輕んじける故、利家敎訓せらるゝ事度々に及べり。利大大息吐いて、假令萬戶侯たりとも、心に任せぬ事有れば匹夫に同じ…
- p04…せん、と獨言せしが、或時利家に茶奉るべき由言ひしかば、悅びて慶次が許に來られしに、慶次水風呂に水を十分に湛へて隱し置き、湯風…
- p04…時利家に茶奉るべき由言ひしかば、悅びて慶次が許に來られしに、慶次水風呂に水を十分に湛へて隱し置き、湯風呂の候。入給はんや、と…
- p04…長知をもて言へば、利家、よかりなん、とて浴所に至る。慶次自ら湯を試みて、よく候、と言へば、利家何の心も無く風呂にゆか…
- p04…水を湛へたり。利家、馬鹿者に欺れしよ。引來れ、と言はれしに、慶次、松風といふ逸物の馬を裏門に引立てさせて置きたりしに打乘り、…
- p04…申すは赤いちよつかい皮袴、茨がくれ鐵甲鷄のとつさか立烏帽子、前田慶次が馬にて候、と幸若の舞を謠ひて引き通る。見る人の問ひし度每に…
- p07…衞門、年久しく朱柄の鎗持せん事を望み申せども許されず。然るに慶次を制禁無くば、四人共に許され候へ、と訟へて許されけり。直江山…
- p07…將として此口に向ひ、後を取る事口惜きよ、とて悶え怒りけるに、慶次馬の前に立塞り、爰は我に任せられ候へ、と言ひ捨てて、敵味方睨…
- p07…かけたり。杉原常陸は先陣に有りて種ヶ島の鐵炮を下知しけるが、慶次に下立ちて懸られよ、といへば、馬より飛下りたり。慶次其日の出…
- p07…けるが、慶次に下立ちて懸られよ、といへば、馬より飛下りたり。慶次其日の出たちは、黑き物具に猩々緋の羽織を著、金のいら高の珠數…
- p07…て十文字の鎗を持ち、黑の馬に金の山伏頭巾冠らせ唐鍬懸けたり。前田慶次、と名乘りて懸りける處に、水野、韮塚、宇佐美、藤田四人も同じ…
- p07…杉原種ヶ島鐵炮二百挺、小高き所へ押上打たせし故物別せしかば、慶次下知して引取りけり。…
- p08…慶次指物練に大ふへん者と書きたりしに、人々、あまりの事よ、と言へ…
- p08…練に大ふへん者と書きたりしに、人々、あまりの事よ、と言へば、慶次、汝達は武邊とよみたるや。我落ぶれて貧しければ、大不辨者とい…
- p09…上杉家祿知削られし後、士多く暇を取りて立去りけるに、慶次を七八千石、一萬石を以て招く大名あり。慶次、我此度の亂に諸大…
- p09…りて立去りけるに、慶次を七八千石、一萬石を以て招く大名あり。慶次、我此度の亂に諸大名表裡の心見限りたり。景勝ならで我主君とす…
出羽國長谷堂合戰上泉主水討死の事 卷之十六 · 5
- p03…有るべくもなし、と言へ共耳にも聞入れざれば、大高も續いたり。前田慶次、宇佐美民部、上泉が陣に行き、一陣の大將敵に乘入るを、他處に…
- p03…士の本意に非ず。いざ懸られよ、と言へ共進む氣色の見えざれば、前田を始め二十騎許駈向ふ。上泉、大高は馬より下立ち、面も振らず鎗…
- p03…又合戰を始め、火出づる許に戰ひけるが、敵味方討たるゝ者多し。前田、宇佐美を始め大剛の者共數度切つて懸りしかば、政宗の兵三十餘…
- p03…處に政宗の士大將石川彌兵衞、崩るゝ味方を盛返し又打つて懸る。前田已下立堪へ、懸りつ返しつ散々に戰ひけり。直江、日も暮かゝり進…
- p03…、又取つて返し追立てて、夫より物別す。石坂與五郞、蓼沼日向、前田慶次、宇佐美父子、物具に立所の箭各七つ八つ折かけ、鎗は突きゆがめ…
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