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○森寺政右衞門武名の事

卷之六 第2話 · 段落 1 · NDL 1078984 117コマ R

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山崎の合戰に明智が先陣と護國公の先陣と戰を挑む。時に侍大將森寺政右衞門忠勝、眞先駈けて敵を追つ立つる。森寺が馬印檜木笠なりしを、明智が者共見て、今日檜木笠の馬印持たせたる大剛の者、下知せし有樣目を驚かし候。姓名を承らばや、と度々呼はりけるを、秀吉聞きて、今日の軍、森寺が一人の武名を上げし、とて桐の紋附きたる羽織を與へられけり。