e281.p01校訂済199R:2–4別浮田秀家伏見にて秀吉を饗しける時、廊下より行く處の白砂の上に、戶川、花房を始として並び居て拜謁す。秀吉戶川達安に、吾を負へと言はれしかば、戶川、秀吉を搔負うて書院に行きけり。秀吉斯る振舞多かりければ、其よりして古き家々の禮儀も多く失ひたりとぞ。