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土屋昌恒
本文表記 土屋・總藏・土屋惣藏・土屋總藏昌惟・土屋總藏・土屋宗藏昌恒・宗藏・土屋宗藏
眞田昌幸卽謀の事 卷之四 · 10
- p01…城守兼續を大將として、三萬餘騎を引具したりける。武田方の先鋒土屋惣藏、初鹿野傳右衞門急ぎ勝賴の御前に出で申しけるは、上杉勢直江山…
- p01…を擊つは軍法の奧義なり。早く其用意を致すべし、と命じければ、土屋、初鹿野の兩人大に喜悅びて退出せし後へ、眞田昌幸來りて謁しけ…
- p01…、と云ひしに、眞田は答へもあらず、冷笑うて出でにけり。去程に土屋初鹿野の兩人は、手勢三千五百餘人を以て、其夜初更の頃及より用…
- p01…りしに、篝火少々燒き捨てたるばかりにて川意の體も見えざれば、土屋、初鹿野大に悅び、偖ては敵合戰は明朝と油斷せしものならん。い…
- p01…㗢と閧を作り攻懸りしに、陣中には人影だに無く眞闇なりければ、土屋、初鹿野不審し居たる所、一聲の鐵炮耳根に響くと齊しく、此方よ…
- p01…餘騎、各潮の涌くが如く擊つて出でければ、何かは以て堪るべき、土屋、初鹿野が勢大に討れ、辛うじて飯山の陣に迯げ歸りける。直江が…
- p01…、謀有らん事を氣づかひ、長追もせず元の陣に引返しける。偖ても土屋、初鹿野は敗軍の士卒を引き、面色土の如く恥かきの體にて本陣に…
- p01…めて眞田が申せし事を感じける。斯くて又昌幸申しけるは、奈何に土屋初鹿野殿、今一度直江が陣に夜擊を蒐けられよ。初鹿野申けるは、…
- p01…め大に破れたれば、今一度參らば今度は生きて歸ること叶ふまじ。土屋申しけるは、然に非ず、何はともあれ今一度夜擊を蒐けて見申さん…
- p01…又夜擊來りしぞ、と上を下へと騷動し、太刀よ鎗よと犇めく所に、土屋、初鹿野勇を奮うて攻掛れば、上杉勢瞬間に大敗し、春日山を指し…
勝賴の首穿鑿の事 卷之五 · 1
- p01…、汝が取りたる首は何ぞ、と問はるゝに、是なり、とて出す。此は土屋總藏昌惟が首なり。伊東伊右衞門といふ者進み出で、勝賴の首を見て、此こ…
勝賴天目山にて最後の事 卷之五 · 5
- p01…の家代々持ち傳へられし楯無といへる物具を信勝に著せしめらる。土屋總藏肩入の役をしけり。偖て勝賴薙刀を橫たへ、寄せ來る一揆に向はれ…
- p01…役をしけり。偖て勝賴薙刀を橫たへ、寄せ來る一揆に向はれしを、總藏、屋形は新羅三郞より二十八代弓箭の家を嗣がせ給ひ、今はの際に…
- p01…渡し申さん事口惜く候ふ、と諫めければ、尤なりとて物の具脫ぎ、總藏に介錯せさせて終られしとぞ。相從へる人々皆互に刺違へて勝賴の…
- p01…せて終られしとぞ。相從へる人々皆互に刺違へて勝賴の供しけり。總藏と僧の麟岳と殘り止れるが、皆事よく終りしを見屆けて後、總藏自…
- p01…。總藏と僧の麟岳と殘り止れるが、皆事よく終りしを見屆けて後、總藏自害しければ、麟岳刀を口に銜へ貫かれて死しけるとなり。されば…
土屋數直執政の事竝土屋忠直成立の事 卷之二十三 · 4
伊藤伊右衞門武田勝賴を討ちしを津田幸庵物語の事 拾遺 卷之一 · 1
- p01…其內首一つ義太夫取出し、是は私の取り候首、とて撰り出す。則ち土屋惣藏が首なり。義太夫を御戾しなされ、伊藤伊右衞門を召して庭の首共…
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