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塙直之
本文表記 塙・塙團右衞門・團右衞門・塙團右衞門重之・鐵牛
塙團右衞門阿波の陣へ夜討の事 卷之二十一 · 19
- p01…大坂冬の陣に、塙團右衞門重之、阿波蜂須賀の陣所に夜討せんと計り、…
- p02…團右衞門は遠江橫須賀の人なり。加藤嘉明に奉公して祿千石足輕を預りしに…
- p02…なり。加藤嘉明に奉公して祿千石足輕を預りしに、關ヶ原の時嘉明塙に下知して、誘き來れ、と言はれしに、塙行きて見るに、諸將皆陣…
- p02…りしに、關ヶ原の時嘉明塙に下知して、誘き來れ、と言はれしに、塙行きて見るに、諸將皆陣々を整へて控へ居たり。君命とは言へ共敵…
- p02…る事は思ひも寄らず。汝を遣したるは我過なり、と言はれければ、塙、敵弱ければ詮方無く、無理なる咎を蒙り候、とて夫より怨を含み…
- p02…]天地一閑鷗といふ二句を大文字に書きたり。嘉明怒りて、塙が行先の奉公をかまはれしかば、塙所々にて落ぶれ、後には京の妙…
- p02…文字に書きたり。嘉明怒りて、塙が行先の奉公をかまはれしかば、塙所々にて落ぶれ、後には京の妙心寺大龍和尙の許に居て僧となり、…
- p02…にて落ぶれ、後には京の妙心寺大龍和尙の許に居て僧となり、名を鐵牛といふ。袈裟の上に刀を橫たへ鉢を招く。人或は憎み或は誹りける…
- p03…六歲已上五十已下の士八十人を選り出す。從者各一人と定めたり。塙と御宿越前と門口に鎗を入れまじへて一人づつ靜に出しけるが、鎗…
- p03…て一人づつ靜に出しけるが、鎗を取るとて從者を呼び騷しければ、塙怒りて、刀にてせよ、何鎗取る事やある。首な取りそ、敵の旗を始…
- p05…塙は兼て支度して、夜討の大將塙團右衞門、と書きたる木札を道々に…
- p05…塙は兼て支度して、夜討の大將塙團右衞門、と書きたる木札を道々に撒せけり。和平の後今福口の南に、長二…
- p05…る木札を道々に撒せけり。和平の後今福口の南に、長二尺餘の木に塙團右衞門と書きて建てたりしを、人々怪み問ふに、塙、加藤嘉明我を憎み、…
- p05…二尺餘の木に塙團右衞門と書きて建てたりしを、人々怪み問ふに、塙、加藤嘉明我を憎み、探出して誅せんと言はれしと聞く故討手を待…
- p05…憎み、探出して誅せんと言はれしと聞く故討手を待つ、といへり。塙が好有る面々數多訊ひ來りけるに、水野勝成の士黑川三郞右衞門尋…
- p05…尋ねて見ん、とて歸りしが、林に云々と言へば、林、さればよ。我塙と相約せしは、假令大國を領すとも手づから鎗を提げ、思ふ儘に軍…
- p05…づから鎗を提げ、思ふ儘に軍せずば男子にあらじ、と言ひつるに、塙夜討せし時、橋の上に將机に腰かけ、馬印押立て麾を取りたりと聞…
- p05…ず。昔相約せし詞に違ひたれば使をも遣さざりき、といふ。黑川又塙が方に行き斯くと語りければ、塙、林が言ふこそ理なれ。されども…
- p05…をも遣さざりき、といふ。黑川又塙が方に行き斯くと語りければ、塙、林が言ふこそ理なれ。されども我嘉明に、士卒を下知せんこと思…
木村畑田屋牧野の四士武功の事 卷之二十一 · 1
- p01…塙が夜討の時、木村喜左衞門、畑角大夫、田屋右馬助、牧野湖太四人…
細川三齋夜討評論の事 卷之二十一 · 1
- p01…れける時、渡邊睡庵勘兵衞が事訪ひて物語する時、大坂にて塙が夜討せし時、蜂須賀の士に感狀を賜はりたるは如何なる故にや。…
永田治兵衞功名の事附樫井合戰の事 卷之二十三 · 17
- p02…樫井の軍は大坂夏の事にて、大野主馬大將にて、塙團右衞門先陣して和泉に攻入りけり。岡部大學塙が武功を嫉み、拔駈して阿…
- p02…野主馬大將にて、塙團右衞門先陣して和泉に攻入りけり。岡部大學塙が武功を嫉み、拔駈して阿部野を和泉路に指して進み行き、四月二…
- p02…は信達に陣せしに、大坂より大軍寄すると聞き、樫井に引返すを、塙、我行きて敵の體見て來らん、とて唯一騎、淡輪六郞兵衞といふ案…
- p02…淡輪六郞兵衞といふ案內者を引具して馳行く處に、岡部を見つけ、塙馬の上より、拔駈したりしよな。今朝よりの軍を聞かん、と罵る。…
- p02…佐安松に來りて、龜田大隅に、疾く兵をあげられよ、といへり。又塙が物見乘歸りて、敵近く候、といふを、岡部聞きて、冑を取りて著…
- p02…といふを、岡部聞きて、冑を取りて著、馬に諸鐙を合せて駈出す。塙、如何に後陣を待たれよ、といへども耳にも聞入れず。塙怒りて、…
- p02…駈出す。塙、如何に後陣を待たれよ、といへども耳にも聞入れず。塙怒りて、汝に先を駈させんや、と言ひて是も馬を乘出す。龜田は殿…
- p02…て殿の者共、面も振らず喚き叫んで相戰ひしかば、大坂勢敗北す。塙は田子助左衞門が射ける箭に痛手を蒙り、十文字の鎗を取延べ、田…
- p02…べ、田子が弓の弦を突切る。八木新左衞門透さず走り寄りしかば、塙家の壁に凭れて、思ふ程働きて終に討死す。大野は貝塚にて先陣の…
- p02…に入りて半ば河原に陣しけり。大坂の軍は瓜生野にて勢揃し、先陣塙團右衞門、二陣岡部大學なりしが、二人不和にて塙眞先に進み行き、四月二…
- p02…て勢揃し、先陣塙團右衞門、二陣岡部大學なりしが、二人不和にて塙眞先に進み行き、四月二十九日、泉州貝塚にて兵粮遣ふ。大野主馬…
- p02…九日、泉州貝塚にて兵粮遣ふ。大野主馬は酒宴して打立たず。其時塙は三百許の兵にて安松に馳入り火を懸くる。龜田は蟻通の北へ物見…
- p02…鎧ひ、一騎は二三間後れたるが黑く鎧ひたる者駈來る。赤き物具は塙、黑き出立は塙が手の者なり。塙は龜田に向ひ、塙が從者は上田に…
- p02…三間後れたるが黑く鎧ひたる者駈來る。赤き物具は塙、黑き出立は塙が手の者なり。塙は龜田に向ひ、塙が從者は上田に向ふ。龜田立上…
- p02…く鎧ひたる者駈來る。赤き物具は塙、黑き出立は塙が手の者なり。塙は龜田に向ひ、塙が從者は上田に向ふ。龜田立上り飛出でて鎗組み…
- p02…る。赤き物具は塙、黑き出立は塙が手の者なり。塙は龜田に向ひ、塙が從者は上田に向ふ。龜田立上り飛出でて鎗組みたり。敵の鎗龜田…
- p02…を取る。敵伏しながら菅野が足を切拂ふ。菅野加右衞門助け來り、塙が上に乘りかゝり兵右衞門に首を取らせぬ。上田は鎗を打折り無手…
於萬の方塙團右衞門を扶持せられし事 卷之二十三 · 2
塙團右衞門持道具の事 拾遺 卷之一 · 2
松平讚岐守殿具足屋岩井孫四郞物語の事 拾遺 卷之三 · 3
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