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徳川頼宣
本文表記 賴宣卿・紀伊大納言賴宣卿・殿・紀伊大納言殿・紀伊大納言・常陸殿・紀伊亞相賴宣卿
紀伊大納言賴宣卿諫言を歡び給ふ事 卷之十八 · 1
- p01…紀伊大納言賴宣卿は、東照宮の十一男にて御座しませしが、幼き時より東照宮の膝下…
由井正雪叛逆の時賴宣卿出仕の事 卷之十八 · 5
- p01…院殿過ぎさせ給ひて、其七月江戶にて浪人由井正雪叛逆をたくみ、紀伊大納言殿の仰と稱し、判形を似せ謀書を所々に遣し、丸橋忠彌、芝原又左衞…
- p01…通浪人どもの許に有りける故、大臣集りて一大事と案じ煩ひ、兎角賴宣卿を殿中へ召して、此書を出す外有るべからず。其時樣子惡かりなん…
- p01…何にも左候ひなん、とぞ宣ひける。されども各手に汗を握る處に、賴宣卿出仕有りて座に附き給ひしかば、井伊直孝、酒井忠勝、松平信綱、…
- p01…共の巧みの次第を申し述べたる處に、阿部忠秋彼狀を披露しけり。賴宣卿殘らず見給ひて氣色打解けて、返す〲も目出度こそ候へ。最早何の…
- p01…れて見えしかば、兩公を始め一同に感じ、譽ぬ人も無かりければ、賴宣卿、其浪人共の中壯年の者四五人助け置かれよ。重ねて詮議有るべき…
水野重長諫言の事 卷之十八 · 5
- p01…賴宣卿、紀州にて松江の西の庄といふ所にて鷹狩有りて、港に船を附け陸…
- p01…に候、と申す。何れも感じ合ひけるに、水野淡路守重長一人、今日殿の御振舞こそ心得ね。斯る事故、下々の奴原殿の內冑を見て馬鹿に…
- p01…路守重長一人、今日殿の御振舞こそ心得ね。斯る事故、下々の奴原殿の內冑を見て馬鹿にするぞとよ。殿の通らせ給はんには麥を脇へ引…
- p01…心得ね。斯る事故、下々の奴原殿の內冑を見て馬鹿にするぞとよ。殿の通らせ給はんには麥を脇へ引退け、水を打ちてこそ有るべきに、…
- p01…障る事奇怪なり。一國の主の仁はさは無きものなり、と言ひしを、賴宣卿聞き給ひければ、君も君たり臣も臣たり、と人々申しけり。…
松野惣太郞前田權之助賞せらるゝ事 卷之十八 · 6
- p01…賴宣卿馬を乘り給ひ、駈の中にて頭巾の風に落ちけるを、中に取つて又鞍…
- p01…を、吉見喜右衞門といふ者、松野惣太郞といふ者に語りけり。折節賴宣卿馬場に御座しける時なるに、惣太郞聞きて、殿には未だ馬上は練れ…
- p01…語りけり。折節賴宣卿馬場に御座しける時なるに、惣太郞聞きて、殿には未だ馬上は練れ給はぬなり、と言ひければ、賴宣卿、子細如何…
- p01…惣太郞聞きて、殿には未だ馬上は練れ給はぬなり、と言ひければ、賴宣卿、子細如何に、と尋ね給ふ。惣太郞、さん候。東照宮は海道一番の…
- p01…れば、斯く有るべき事よと感じたりと承り傳へ候、と申しければ、賴宣卿熟と聞きて大に悅び、其詞を書きて硯箱に入れられけり。又前田權…
- p01…、其詞を書きて硯箱に入れられけり。又前田權之介といふ士、或時賴宣卿へ言ひけるは、今朝獨思慮せる事の候ひしに、大將の一言程重き事…
大納言賴宣卿援兵の總大將を願ひ給ひし事 卷之二十 · 1
- p01…給ひけるに、福建の鄭芝龍書簡を獻げて加勢を乞ひけるに依りて、紀伊大納言賴宣卿、異國より加勢を賴み申す事、日本の武威四海に輝くとも申すべし…
於萬の方塙團右衞門を扶持せられし事 卷之二十三 · 1
- p01…紀伊大納言賴宣卿の母君をばお萬の方と申す。駿河にて塙團右衞門は名高き大剛の士…
熊澤了介の略傳 卷之二十四 · 1
- p01…ひて江戶に往く事度々に及べり。世に名譽高く其道を慕ふ人多し。紀伊大納言賴宣卿、松平伊豆守信綱、板倉周防守重宗、久世大和守廣之、板倉內膳正…
紀伊大納言賴宣卿十三歲にて大坂攻御先手を望まるゝ事 拾遺 卷之一 · 6
- p01…紀伊大納言賴宣卿は文武の賢將にて、其行跡も凡人にあらず。大坂冬御陣に、二條の…
- p01…あらず。大坂冬御陣に、二條の城にて大坂表御手鎗の御備定あり。賴宣卿十三歲になり給ふが進出給ひ、御先手を我等に仰附けられ下され候…
- p01…り。五月七日大坂落城の時、御旗本後備にて、尾張大納言義直卿と紀伊大納言も御著陣以前合戰終り、大坂落城なり。茶臼山にて家康公御前に賴…
- p01…言も御著陣以前合戰終り、大坂落城なり。茶臼山にて家康公御前に賴宣卿御出有て、今日御先手にて無之故手に合ひ不申、無念至極に候…
- p01…じく候。御一代には斯樣の事幾度も御座あるべく、と諫め參する。賴宣卿聞し召され、右衞門をはつたと御睨み候ひて、我ら十三歲の時が又…
- p01…か、と御申す。家康公聞し召され、御淚を御浮べ御感悅に堪へず。常陸殿、その言が金言にて候との御稱美なされける、と石川榮入物語なり…
塙團右衞門持道具の事 拾遺 卷之一 · 1
- p01…湖太は本多中務忠刻へ奉公、田屋右馬介は五郞左衞門と名を替へ、紀伊大納言賴宣卿へ召出され、五郞左衞門後は田屋半右衞門と云ふ由。…
上杉浪人門田造酒之丞物語の事 拾遺 卷之二 · 1
- p01…賣る。本阿彌取次ぎ、家康公へ被召上、本條正宗と云ふ。後は紀伊大納言殿へ進ぜられけるなり。又甘糟備後守は上田住人にて、是も小身より…
島原一揆の時紀伊賴宣卿明知の事 拾遺 卷之四 · 2
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